地域対応①(くぼ湧水池ビオトープづくり) 

■2006年6月25日(日)

くぼ湧水池の歴史

長泉町竹原区と清水町伏見区の境にある「くぼ湧水池」は、日量数千トンの富士山からの地下水が湧き出す小さな湧水地で、近隣住民の憩いの場であるとともに地元有志による自然保護活動も進められてきました。
また、「くぼ湧水池」は用水としての歴史的価値も見逃せません。この湧水地は江戸時代の安政の大地震で水が湧き出し、隣接する本宿村が竹原村から水利権を譲り受け、長く農業用水として利用してきました。その後、特種製紙株式会社の前身である高野製紙所が、地元有力者の協力により、大正7年に操業を始め、この湧水を工業用水として紙の製造に使用してきました。

 

 

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くぼ湧水池での自然観察会

この「くぼ湧水池」の周辺は開発され、近隣まで住宅地となりましたが、幸い同地は開発されずにきたことから、植物や水生生物、そして野鳥など多くの自然が残っています。
そこで、特種製紙株式会社がグランドワーク三島のご協力をいただき、竹原区と長泉ほたるの会が主体となっての地域活動によるビオトープづくりを実施することとしました。昨年11月16日には長泉町南部センターにて計画の説明会を実施するとともに、12月18日には現地で自然観察会を兼ねた勉強会を開催しました。

 

 

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安全対策を実施

特種製紙の三澤社長に、自然が残る「くぼ湧水池」を憩いの場づくりやホタルの繁殖を通じた自然環境の整備など、地域の皆様による地域活動の場に提供したらどうかと提案しました。
三沢社長から「特種製紙の歴史的場所でもあり、地域の皆様に活用していただけるなら、安全対策を実施して開放したい」と回答があり、平成18年3月までに石積みによる段丘の崩落対策や湧水池の浚渫を実施しました。

 

 

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地域の方々で第2回環境整備活動を実施

6月24日(土)に特種製紙が主催し、グランドワーク三島のご指導をいただきながら長泉町竹原区や清水町伏見区から大勢の皆様が参加して「くぼ湧水池」の草刈や水辺整備、そして水草の植栽など心地よい汗を流しました。
作業の後では缶ビールで乾杯し、今後ホタルの繁殖など自然環境の整備を継続することについて話し合いました。

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