会派(ふじのくに県民クラブ)で富山・金沢へ視察実施

平成28年8月24日から26日の間、会派(ふじのくに県民クラブ)の政調会視察を富山・金沢方面で実施しました。

1、富山県薬用植物指導センター

富山県は生薬を使用した和漢薬製剤の製造が盛んな地域で、当センターは昭和42年に「富山県薬草園」として設置された。現在は、富山県薬事研究所と一体となった運用で薬用作物の栽培拡大に力を入れている。「富山シャクヤクのブランド化事業」が新聞報道されたことから栽培拡大が進んでいる。

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2、TOYAMAキラリ

富山県は薬瓶を製造してきたガラス製造業が多く、昭和60年度から「ガラスの街とやま」を目指してガラス文化を担う人材育成やガラス作家の独立支援を展開してきました。県内には数々の公設ガラス工房があり、民間ショップやギャラリーとの連携、市内300点に及ぶストリートミュージアム事業(屋外展示)、そして国立競技場を設計する世界的建築家の隈研吾氏が設計したTOYAMAキラリ(富山市ガラス美術館)が図書館などとの複合施設として多くの観光客とともに市民の憩いの場となっています。

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3、富山駅

北陸新幹線の開業(平成27年3月)に合わせ富山駅前は再開発を進めてきました。平成18年4月に開業した富山ライトレールとあわせ、路面電車による富山市都心地区路面電車ネットワークが形成されました。

また、北陸新幹線の開業に合わせ、全国で初めて富山駅の新幹線高架下に市内電車の停留所が出来て市民の足として格段の利便性向上が図られています。

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4、海王丸パーク

世界で最も美しい湾クラブに登録された富山湾の中心的存在として、新湊大橋と海王丸パークがあります。

海王丸は日本丸とともに我が国の練習船として活躍してきたものを富山湾に誘致し財団施設の運営とともに、県施設の指定管理を行っています。年間9回実施された総帆展帆は延668人のボランティア参加により多くの市民や観光客が見守る中で盛大に開催されたとのことです。周辺には新湊マリーナの拡張整備など港湾整備事業が活発に進んでいます。

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5、金沢21世紀美術館

金沢は加賀藩前田家の城下町として栄え、伝統工芸や伝統芸能が今に受け継がれ、歴史的な建造物や資料を紹介する博物館や美術館が数多く点在しています。その様な背景がある中で、金沢市は歴史・伝を尊重するまちづくりとして伝統とは「単に過去の形式を踏襲するものでなく、革新の営みにより、新たな価値を創造するもの」と位置づけ、現代美術館を建設しました。①世界の現在(いま)とともに生きる美術館、②まちに活き、市民とつくる、参画交流型の美術館、③地域の伝統を未来につなげ、世界に開く美術館、④子どもたちとともに、成長する美術館の4つのミッションにより設計され、入口が4カ所で入館料のいらないフリーゾーンが設置され、各種の自主事業とともに下士官事業や地域との連携活動が活発に行われています。来館者は当初の見込みより大幅に増加し平成20年度より年間150万人をキープ、北陸新幹線開業後の平成27年度は230万人を達成しました。視察時にも大勢の観光客や市民の皆さんが訪れていました。

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6、金沢職人大学校

金沢には歴史的建造物が多く残されていますが、生活様式の近代化から伝統技術を支えてきた職人の技が衰退し後継者不足の厳しい状況となっています。

金沢職人大学校は金沢に残る伝統的で高度な職人の技を伝承し人材育成することを目的として、石工科・瓦科・左官科・造園科・大工科・畳科・建具科・板金科・表具科の9科で定員50名、修学期間3年間で中堅職人を対象として運営しています。まさに金沢ならではの取組みであり、職人の技への理解と交流を目的とした子供マイスタースクールなど市民参加事業や歴史的建造物修復研究会助成事業なども実施し金沢の特徴を活かそうとしています。

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7、シェア金沢

天然温泉のある本館建物を中心として、サービス付き高齢者向け住宅(32戸)、アトリエ付き学生向け住宅(2戸)、学生向け住宅(6戸)、児童入所施設、シェア金沢学童保育、児童発達支援センター、全天候型グラウンド、日用品・生活雑貨売店、ブータン・セレクトショップ、ドッグラン・アルパカ牧場、などが点在するいろいろな人が暮らす街として地元の社会福祉法人が建設したタウンで、金沢市内の学校や町内会との交流も盛んに実施しており、国が進める地方創生のモデルともなっています。本館の天然温泉は一般にも開放していますが、シェア金沢と地元町内会はすべて無料で入口には各戸の名前を入れた利用札が配置されています。

私たちの施設長からの説明時には障害を持つ子供さんを連れたご両親が「子供とともにここへ転居したい」と、共に説明を聞かせてほしいと参加されました。

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カテゴリ:視察