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3月26日、視察3日目は岩手県葛巻町の新エネルギービジョンを視察見学しました。
 同町は「東北一の酪農郷」と称する酪農業とカラマツ集成材を主とした林業が基幹産業となっている農林業の町。町の特性を生かし町民の理解と協働のもとに1999年に「葛巻町新エネルギービジョン」を策定し、新エネプロジェクト、バイオマスプロジェクト、省エネプロジェクト等の各種事業を展開している。
 新エネプロジェクトは風力発電(総出力22,200kw)、太陽光発電(総出力70kw)、岩手県企業局クリーンエネルギー導入支援事業(学校への太陽光と小水力発電、街中駐車場ソーラー街灯、太陽光誘導灯)、ゼロエネルギー住宅(町産カラマツ住宅、地中熱ヒートポンプと太陽光発電)を設置するとともに一般家庭の太陽光発電設置、ハイブリットカー購入、薪・ペレットストーブ設置、エコキュート設置時に一定額の補助金を出している。
バイオマスプロジェクトでは間伐材等の木質バイオマスによる電熱供給システムや木炭利用の実証化や家畜排泄物からのバイオガスによるエネルギー利用実証施設を設置。また、家畜糞尿と事業系食品廃棄物からバイオガスプラント導入可能性調査としての実証施設や木質ペレットを使用したボイラーやストーブへの補助制度を導入。
省エネルギープロジェクトでは学校での環境教育や町内の各種イベントを通じエネルギー消費量の削減に取組むと同時にエネルギー自給率100%(現在80%)を目指している。
 岩手県内は吹雪となり、屋外が主体とした施設では充分に見学できず残念でした。担当職員が真剣に説明していただき、先進地の素晴らしさを痛感しました。参考となる事例は、静岡県政にも活かして生きたいと考えます。

カテゴリ:視察