静岡県の肉牛は安全

福島県の農家が粗飼料の暫定許容値を大幅に超える放射性セシウムに汚染された稲わらを餌として肉牛に与えていたことから、出荷された42頭の流通経路を調査した結果、静岡県内にも販売されていた。
静岡県は農水省の指示を受け県内肉牛農家全戸(167戸)の調査を行った結果、7戸が東日本8県内から購入していた。購入元の保管状態が不明であった富士宮市1戸の農家の購入稲わらを調査した結果、暫定許容値を超える放射性セシウムが検出した。
静岡県はこの農家から出荷された148頭の出荷先を調査するとともに、県内の食肉センターに在庫されていた9頭分の牛肉の測定を実施した結果、全ての牛肉が暫定許容値(放射性セシウム 500Bq/kg)を下回るものであった(放射性セシウム 83〜191Bq/kg、放射性ヨウ素 検出せず)
静岡県は当該農家で飼育されている牛については出荷を自粛するように要請しており、県内で飼育している肉牛の安全は確認できたので関係機関を通じ牛肉の安全性を全面的にPRする。
しかし、異常を気付かず稲わらを購入してきた農家や牛肉市場が急落している状態でこれらの風評被害に対する補償をどのように求めるか議論が必要だ。

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